競艇場は全国24ヶ所!場ごとの「クセ」を知れば予想の的中率はもっと上がる


 競艇を始めたばかりの方が、次につきあたる壁が「場所による結果の違い」ではないでしょうか。 実は、競艇はどの競艇場でも同じ条件でレースが行われているわけではありません。北は群馬の桐生から、南は長崎の大村まで、全国24ヶ所にある競艇場には、それぞれ独自の「性格(クセ)」が存在します。 今回は、予想の精度を劇的に上げるために欠かせない、競艇場ごとの特徴の見極め方を徹底解説します。

1. 「インが強い場」と「インが弱い場」の圧倒的な格差


競艇の基本は「1号艇(イン)が強い」ことですが、その信頼度は場によって驚くほど異なります。 例えば、日本で最もインが強いと言われる「大村競艇場(長崎)」では、1号艇の勝率が約70%に達することもあります。逆に、最もインが難しいと言われる「戸田競艇場(埼玉)」や、我らが「江戸川競艇場(東京)」では、45%〜46%程度まで下がります。 「1号艇だからとりあえず買う」のではなく、「今日のこの場は、本当に1号艇が逃げ切れる形状か?」を疑うことが、プロの予想への第一歩です。

2. 水質がボートの「動き」を変える


競艇場は、場所によって水の性質が異なります。これがボートのスピードや旋回に大きく影響します。

  • 淡水(硬い水): 戸田や多摩川など。不純物が少なく水が「硬い」ため、ボートが跳ねやすく、高い旋回技術が求められます。

  • 海水(柔らかい水): 福岡や大村など。塩分を含み「柔らかい」ため、浮力が増してボートを操りやすく、全速力でのターンが決まりやすくなります。

  • 汽水(混ざった水): 浜名湖や江戸川など。海水と淡水が混ざり、潮の満ち引きの影響を受けるため、時間帯によって乗り心地が激変します。


3. 風とコース形状が作る「まくり」のドラマ


水面だけでなく、「空の状況」と「コースの形」も勝敗を分けます。 追い風なら1号艇が加速しやすく、向かい風なら外側のダッシュ勢(4号艇など)にチャンスが生まれます。また、コースの道幅が狭い場では、第1コーナーで艇が密集するため、外から一気に飲み込む「まくり」が発生しやすく、高配当(万舟券)の温床となります。

💡 黒川のひとりごと:「場」を味方につける者が競艇を制す
ここまで見てきた通り、競艇場にはそれぞれ「顔」があります。 初心者のうちは、全ての場で勝負しようとするのではなく、まずは「自分と相性の良い場」を1つか2つ見つけるのがコツです。 データ上の勝率だけでなく、その場の風の吹き方、潮の動き、そして「どのコースが攻めやすいか」という物理的な特徴を理解すると、出走表の数字の裏に隠れた「本当の展開」が見えてきます。場ごとのクセを読み解く楽しさこそ、競艇の奥深さなのです。


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